《翻訳コーディネーターより》
皆さんのワークショップをサポートする、翻訳コーディネーター冨田麗子さんからのメッセージです。
サーフボードを抱えてサーファーになったり、大きなスイカにかぶりついたり、ちょっとお茶目、いえ、緑色の目の黒猫、
ブーが主役。飼い主のペギーが描いた、ハワイの豊かな自然、個性的な木々や美しい花や澄んだ海と、
そしてもちろんブーの水彩画をたっぷり見せてくれます。
かと思うと、ウシやウマやブタが、空に浮かんだり、熱帯魚と泳いだり、音楽を奏でたりと、愉快な空想の世界に遊べる
絵もたくさんある、「楽しい画集」と言ってもよい本です。
プロの画家として活躍し始めたペギーの身体は、しかし、徐々にALSという筋肉が萎縮する病に侵されていきます。
けれども、あかるく活発なペギーは、病気になんか負けていません。
右手が使えなくなったら左手、左手も動かなくなったら口、口もダメになったら(コンピューターシステムを使って)
目の動きで、ペギーは描き続けます。
サインの字は震えにじんでも、その絵はいっそう力強く、なにかを語りかけてきます。
惨めさなどどこにも感じさせないこの本を訳すことで、「この病気の方たちのお手伝いができたら嬉しいです!」
なあんて、とんでもない!私たちの方が、ペギーの明るさと強さに、勇気と元気をもらうことになりそうです。
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